最近ずっと手がしびれている、チカラが入りにくい、そんな時の原因と治療法

大田区、五十肩、手足のしびれ専門の大岡山院です。
最近、手がしびれてお悩みの方はいらっしゃいますか?
人によって手のしびれと言っても様々で、
- 小指だけしびれる
- 指先、手のひら全部がしびれる
- 親指だけしびれる
- 肘から下全部がしびれる
- 両手の手のひらが同じようにビリビリする
など、場所や感じ方が違います。
手がしびれる原因
手がしびれる場所の違いによって、原因、病気の区別をつけやすくもなります。
手がしびれる病気としては、
- 頸椎捻挫(むちうち)
- 胸郭出口症候群
- 手根管症候群
- 尺骨神経傷害
- 自律神経失調症
- 脳梗塞
など、これ以外にもたくさん疑いをかけられます。
例えば、当院では、患者さんへの問診によって、しびれる場所、感じ方、症状がひどくなる時の状況、逆に楽になる時の状況などを聞いたうえで、徒手検査等をおこないます。
病気を特定するための検査

徒手検査とは、施術者が、患者さんに対して、言葉の通り、器具を使わずに、手を使って行う検査のことです。整形外科領域では、患者さんの身体を直接触診したり、関節を動かしたり、抵抗を加えたりすることで、筋力や関節の可動域、痛みの有無などを評価します。
交通事故のむちうちなどでは、代表的な検査として、ジャクソンテストや、スパーリングテストがあります。この検査によって、主に頚椎症性神経根症の診断に用いられる神経学的検査です。
患者さんの首を後ろに反らせ、頭部を圧迫することで、神経根の圧迫を誘発し、上肢の痛みや痺れを調べる検査です。
問診の後に、消去法も含め、疑う病気に対して検査することで、どこを治療すれば手のしびれが楽になるのかわかりやすくなります。
手のしびれに効果のある治療

当院では、手のしびれを治す治療法の一つにショックウェーブがあります。
ショックウェーブは、日本語で衝撃波を意味します。衝撃波は、超音速飛行中の戦闘機や、隕石の落下、爆発事故、雷などで発生する圧力波で、大きいものだと窓ガラスを割ったり、建物を吹き飛ばすほどの高エネルギーに達します。これを生体に照射することで様々な治療効果があることがドイツの研究で発見されました。現在では外科的手術をすることなく腎臓結石を体外から粉砕する技術に応用されています。当院では、衝撃波の中でもラジアル・ショックウェーブという安全性の高い低出力衝撃波を使って、筋・筋膜、腱の治療を施して行きます。
ショックウェーブ治療は、整形外科、美容外科、理学療法、スポーツ医学、泌尿器科、リハビリテーション、カイロプラクターおよび獣医学など、幅広い分野で取り入れられ、欧州、北米、南米、中東、アジアなど世界中で使用されている最新機器です。
手がしびれる原因は、一つではありません。どんなに整形外科や、整骨院に通ったとしても、そもそもの診断が間違っているとなかなか良くなりません。
現在、手のしびれがなかなか良くならずお悩みの患者さんは、一度、セカンドオピニオンを含めて違う治療をおこなうほうがいい場合が少なくありません。
手のしびれが続いている時は、お気軽にご相談ください。