洗顔できなくなってきた人は要注意!五十肩の原因と対処法

洗顔できなくなるってどういうこと?
大田区、五十肩専門の大岡山院です。
みなさん、ゴールデンウィークはいかがおすごしでしょうか?
寒暖差が激しい今の時期ですが、ぎっくり腰や自律神経の乱れだけでなく、注意が必要なことがあります。それは…
「洗顔」です。
最近、普通に洗顔できますか?
洗顔は普通にできるのが当たり前ですが、人によっては顔を洗うのが一苦労、もしくは困難で片手の洗顔になってしまう人もいます。それはなぜか?
洗顔できなることには理由があります。
洗顔するためには、少し前かがみになり、肘を曲げて、手のひらを顔に近づけます。
しかし、タイトルにある「五十肩」という病気が原因で洗顔という動作ができなくなってしまいます。
五十肩とは

五十肩は、江戸時代の文献でも登場するくらい昔から存在する病気で、主に40歳以上の中高年に発症し、特に50歳代の発症が多いことから五十肩と昔から呼ばれている病気です。五十肩の医学的な正式名称は「肩関節周囲炎」と呼ばれています。
- 腱板・肩峰下滑液包
- 二頭筋長頭腱
- 関節包
五十肩の原因で、最も多いのは、肩峰下滑液包の癒着といわれています。そして、癒着がおこる原因は棘上筋腱の断裂、壊死にあります。また、上腕二頭筋長頭腱で同様の変性がおこることもあります。一方、肥厚した関節包が骨頭関節軟骨に癒着していた例もあり、この3種が五十肩を引き起こしている病態的原因となります。(上のイラストの◯で囲われた部分)
五十肩の治療法

五十肩の症状には以下のようなわかりやすい特徴があらわれます。
- 洗顔できない
- 頭を洗えない
- 夜中になると痛みが強くなる
- 腕を動かすと痛みが出る
五十肩は、肩関節周囲の組織が血行障害を起こし、冷えや筋肉の萎縮や関節の拘縮といった慢性的な症状があるため、気が抜ける夜になると痛みが強くあらわれることが多いため、夜痛くて眠れない、痛みで目が覚めてしまう、寝返りを打つ時に痛みでうずくまってしまうなど夜に悪さをしやすい病気となります。
また、五十肩は、肩関節周りの関節や筋肉の動きが悪くなるため、手が挙がりにくくなることで顔や髪の毛が洗えなくなる、エプロンの紐を縛れなくなるなど生活に支障が出てきます。
では、どうすれば症状が楽になっていくのでしょうか。
五十肩の治療は、一般的に、整形外科や整骨院で、電気やマッサージ、動かすリハビリとなりますが、それだけではなかなか良くなりません。患者さんによっては1~2年は苦しんでしまうことも少なくありません。
当院は五十肩を専門に取り扱っている治療院となります。そのため、当院の治療法は、患者さんの状態に合わせて最適な治療プランを組み立てます。
一般的な治療ではできない細かな施術によって1日でも早く楽になるお手伝いができますよ。